「飲食業界で働く人たちの幸せに貢献をする」
「飲食業界を子供たちの憧れの職業にする」
この2つが私たちの使命であり、当社の存在意義です。
私は学校卒業後「社長になる」という夢を持ち飲食業界に飛び込みました。
しかしそこは1日13時間、年間4,400時間労働、2週間に1日しかない休み、有給休暇0、残業代支給0、年収300万円、、、
230人いた新卒同期は1年で半分、2年で8割が辞めていきました。
労働が過酷だから人が辞め、人が辞めるからさらに過酷になるという業界自体が負のスパイラルに陥っていました。
飲食業界は学生時代に誰もが一度は通るアルバイト先です。
そこでお客様に喜んでもらうことの楽しさ、仲間と一緒に働くことの楽しさに触れ、接客業の素晴らしさを知ることができます。
しかしそんな素晴らしい仕事なのに、社員になりたいと考えるアルバイトはほとんどいないのが現実です。
昨今はSNSの普及により、私どもの年代が経験をしてきたような法に触れるほどの労働環境は改善されてきていますが、それでも飲食業界は労働環境が悪い業界の代名詞に今でもなっています。
飲食業界が根本から変わるのにまずしなければいけないこと。
それは「儲ける」ことです。儲けることが悪いことのように思う人がたくさんいるのですが、それは大きな間違いです。
お店、会社が儲からないからスタッフの賃金・労働環境が良くならない。賃金・労働環境が良くならないから人材が集まらない。働く人の質が上がらない、、、
一番の原因は、日本の飲食業界は価格が安すぎるということです。
安すぎるから儲からない、当たり前のことです。
世界各国の飲食物価を示すビックマック指数。日本のそれは東南アジア諸国よりも安いということが顕著に物語っています。
私が自分のお店を開店して社長になったのは31歳のときでしたが、「経営」の勉強を始めたのは33歳のときでした。
普通は経営の勉強をしてから社長になるのでしょうが、飲食業界では現場主義感が強く、たいていの場合私のように順序が逆になります。
ですから1号店がたまたま当たれば良いのですが、そうでない場合には経営の知識がありませんから、美味しい料理を作れても、素晴らしい接客ができても、なかなか経営を立て直すことができません。
技術に自信がある人ほど経営をおろそかにして、お店を潰してしまう。そんな経営者を何人も見てきました。
そんな方たちをたくさん見てきたから、またそんな経験を自分自信でもたくさんしてきたから「ワンレジ」は完成しました。
店長に無駄な作業はさせない。店長の労働時間を短くする。効率化をして人件費を減らす。不正ができない環境を作る。
人がいない時代に、人に優しいレジ。店舗スタッフに貢献し、店舗経営に貢献し、利益向上に貢献します。
これからもずっと「飲食業界」の未来のために貢献をしていきます。